国産 バッテリーへの載せ換えだ!!〜  
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・    冬場になると、とたん弱音を吐くのが寒がりやさんとバッテリー。
・そんな季節の中、松@745さんのバッテリーがとうとう昇天された!
・(・。・)b 「そうだ!」そこで前々から話題になっていた、国産バッテリーへの交換をチャレンジしてみました。
・一般的に「欧州車用バッテリー」は、その取り付け「台座式」から専用化され、流通量からその分価格も高い。VOLVO級で「20.000円」はする。
・その関係から、専用バッテリーしかとりつかないと思いがちである。
・今回のチャレンジにて、国産バッテリーで済ますとその約6割位で出来る。

・ちなみに国産バッテリーの価格
 サイズ       YS(LS) 低価格  CH(SG) 中級    SY 上級    代表機種
70D23L(R)       12,000           15,500       15,500    マークU・オデッセイ・ソアラetc・・・
75D26L(R)       13,800           16,000       16,900    クラウン・パジェロ・エスティマetc・・・

よっしゃ。 一丁 やろ〜ぜ〜
・昇天されたバッテリー・・・

・電圧を確認すると10Vちょっと・・ご苦労さん。

・バッテリりーの劣化は、一般的に電解的な部分と機械的な部分とある。


・バッテリーの脱着方法
・松@745さんが購入した、国産バッテリー乗り換えキット
1,国産バッテリー
 ・なんかよく解らないメーカーのバッテリーだ。
 ・75D23L

 *バッテリーの規格呼び名称について・・・
   は、下記を参考にしてね。


2,バッテリーを押さえるバッテリーフレーム(写真 左)
・バッテリーを交換し、端子を接続する。
・後は、バッテリーフレームを使い、国産バッテリーと同じように「天棒」と「前後の締め付け棒」で固定する。
・「締め付け棒」の下側は、国産車と同じように台座の穴に棒の先の鍵部を引っかける方式だが、前側の棒は、良い位置に引っかけ部があるが
 後ろ側の棒は、やや斜めになってしまう。

あさみ@945さんからのアドバイス

・完了。至って簡単。
・これでいつ昇天しても、OK!!


◆バッテリーの脱着

1,エンジンを止め、必要な工具を用意します。輸入車の多くの場合、13mmのスパナやボックスレンチが必要になります。
(工具、軍手、ウェス、潤滑剤等)


2,ショート(短絡)防止の為、必ずマイナスターミナルから外します。次にプラスターミナルを外しますが、その際工具がマイナスターミナルに触れない様に注意して下さい。


3,バッテリー本体を車両に固定している金具を外して、バッテリーを車より取り外します。



◆バッテリーの取り付け方
1,車側のターミナルをぬるま湯とハブラシ等を用いて清掃します。

2,両方のターミナルに薄くグリス等の油分を塗っておくと錆防止になりますし、接触不良のトラブル防止になります。そして元のように車に固定します。   

3,ショート(短絡)防止の為、必ずプラスターミナルより取り付けます。工具がマイナスターミナルに触れない様に注意して下さい。


4,最後にマイナスターミナルを取り付け、各部にゆるみなどがないかチェック。

5,時計やカーラジオの周波数を合わせて終了です。


◆バッテリーの規格

国産車の場合、JIS規格で定められています。今回取り付けた
例...70D23Lというバッテリーについて

70..容量(Ah)と始動性能(CCA)の関係から決められた総合性能を示します。数字が大きいほど性能が大きい事になります。よく誤解されると
    思いますが、70アンペア・・・という訳ではありません。

D...バッテリーの短側面(幅*高さ)の大きさを示し、A〜Hまで8種類ある。

23..バッテリーの長さ。この場合約23cmです。
 
L...バッテリーのマイナス端子の位置。Rが右でLが左です。

つまり、DとRの部分が適合してスペース的な問題をクリアできれば、なにも適合表通りでなくても問題はない。
たとえば国産小型車でも、指定が「50D20L」となっていても、現によく安売りされている「55D23L」でも装着可能で、容量アップにもなる。
ですから、今回のようにバッテリースペースが有るVOLVOの場合
1クラス上の「80D26L」辺りまで装着可能と判断しますが・・・・・・


輸入車の場合は、国産車のような特に決まった規格はなく、メーカー独自の表記方法となっている。

例...566−38
66..唯一わかるのが容量で、この場合約66アンペア

例のように都合5桁で表記するメーカーが多く、大抵の欧州車は国産車でいうLターミナルレイアウトになっている。もちろん例外もあります。
そして欧州車はバッテリー本体を台座で留めている車が多く、これも2通りの規格(B3.B4)があり、バッテリーの幅部分で留めている車と
長さ部分で留めている車とがある。
やっぱり、輸入車は適合表をアテにするしかない。


◆VOLVOのバッテリー

* 240 74〜78 560−49   562−21
* 240 79〜 555−59   562−20
* 480 ALL 555−59   562−20
* 740 ALL 555−59   566−38   562−20   570−18
* 760 ALL 566−38   570−18
* 780 ALL 555−59  566−38   570−18
* 850 ALL 555−30  566−18   562−20  570−18
* 940 ALL 566−38   570−18
* 960 ALL 574−12   570−18
* 70系 ’97〜 562−19574−12 562−20570−18


◆あさみ@945GLさんからのアドバイス

純正バッテリは66AH相当なため、国産バッテリへの乗せ替えですが、75D23L以上がいいと思います。
940のバッテリスペースには余裕があるため、85D26Lや105D31Lも乗るとおもいます。
電気を多量に使う方や寒冷地の方は105D31Lを、(オルタ要チェック)
車重を減らしたい方は 75D23Lといったところでしょうか。

固定方法ですが、エーモン669という金具(85D26L用の金具です。品番が間違っているかもしれませんが・
・・)で 75D23Lから105D31Lまで固定できます。
固定金具の前側のネジはボルボ純正(純正バッテリを固定していたもの)に大きめのワッシャーを入れて使
い、後側はエーモン製のものを長さを合わせて、曲げ加工します。(添付図面のとおり)。
売っているままでも、大丈夫ですが、ネジが上側にいっぱいでてカッコ悪いです。
また、取付け強度も若干の心配ありです。
(エーモン669のネジがアルミ製のため比較的脆いです。一番下の「レ 
型」しているとこを真直ぐにしようと思ったらボッきり折れました。)




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