◆今までのマイルドな乗り心地、コーナーでのロールを伴う粘り腰のサスから、 ハッキリ言って、コーナリングVolvoへ変身致しました。 ◆交換後、直ぐの土日で、友人松さんVolvo740と河口湖へキャンプへ行って中央道、富士表周遊道路、etc走っての感想。 ・一言、固くなりました・・・・・好み。路面情報が増えて良い。 ・ハーシュネス性能(路面の継ぎ目、細かい凸凹を通過するときのショック吸収性を語る指標)が今まで「スパン」と、タイヤとサスだけで納まっていたのがが「ドコッ」っとサス、車体、シートを通して体にきます。でもいい感じです。 *しかし、ダンパーの口元の作動性がもう少し良いと、口元がもっと品良く吸収されるだろう。やはりブッシュがハーシュを受け入れる容量、 硬度が足りないんでしょう。やや跳ねぎみ。でも、この路面情報量は、気持ち良いものです。慣れるまでには大した時間はかかりませんでした。 ◆2週間経過後 だいぶ口元の作動性が向上し、角が取れてきました。やや跳ねた感じが無くなり、ますますBILの素晴らしさを感じます。 ◆以下、気に入った点 ・ロールがほぼ完璧に押さえられているし、自然。 「全くしない」かな?と思いましたが、タイヤが踏ん張る「間」が十分残っている。これがないと、グリップ限界が解りずらいだろう。もうちょっと、タイヤのエア圧をあげると、ソリッド感が増すかな? ・単一Rだけでなく、S字コーナーでの切り返しで右に左に・・・と言った時、揺り返しが無く、安定しながらスパッと決る。 (以前は切り返しの時に、バンプ(凸凹)でもあろう物なら、あおられて・・・・・・切り返すタイミングを逸する) ・GO、STOP時の、前後の挙動(ピッチング)が減り安定。 これは、町中で助かる。今まで発進する時、全ての重量が大波の如くごろごろ〜っと、後ろに移動し、今後は、ブレーキをかける時は、前に、ドドッ〜と・・・・・・。 これって、渋滞等でGO,STOPを繰り返す時に疲れるんだよね。 ・高速で真価を更に発揮 今までは、路面の継ぎ目、うねりに車体のピッチング周期が合うと、ズーッと特に後ろがあおられて続ける。 (高速で抜き去るそんなVolvoの後ろ姿を見たことは有りませんか?) 全くそれがない。一回の揺れでスパッと納まる。松さんのVolvo740に追従して走ると、volvoってこんなにあおられているのと、心配になる。 しかもこれらは、今回キャンプ用品満載、家族5人乗りでも変わらない。 今までキャンプ途中のワインディングは、「よっこいしょ、どっこらしょ」で、スポーティなど、無縁。これが結構行ける。と、往復の中央道(帰りの下りコーナーは、最高)、表富士周遊道路(ここは、路面のうねりが多いし、60〜80km/hコーナーが連続する)を、最高の気分で走ってきました。 ◆でも、3点だけ、気になりだした。 ・ENGパワーが、もっと欲しい。(実際は丁度良いバランスだろうが) ・ステアリングレスポンスのだるさが、顕在化した。 これは、VCJオプション スタビライザーを付けた時、ロール減とステアリングレスポンスアップを直に感じ感動した。また、タイヤを標準からインチアップして、又そのバランス向上を感じた。今回変更で、更にもっと向上を期待したのだが・・・・・・。 ハンドル45度付近までの、レスポンスがイマイチ。それ以上のハンドル舵角になると、荷重がタイヤにググッっと乗ってきて、スパーッと向きを変えるのだが・・・・・・。 ステアリング系の剛性がサス変更に追従できていない。と思う。 ・ハンドルニュートラルで、ややほんのわずか右に行く。 サスやタイヤが仕事しているんだろうね。今まで感じなかった事がでてきた。 ◆アライメントをあわせなきゃ (2週間後にホイールアライメントを実施) と、まーこんなインプレです。 |