フロントフォグの点灯方法の変更

VOLVO-DBでも書き込みの多い、フォグの点灯方法の変更を
画像付きで説明しましょう

標準のままだと、ハイビーム時にしか点灯できないフォグライト
ちょっと不便&不満ですよね。

ポジション点灯時にもフォグが使えるように変更してみました。
年式によって細部は違っていますが、参考になると思います。
全ての作業は、自己責任でお願いしますね。

自車'95年式945GLEは変更してから、2年が経過しますが
今のところ、トラブルは発生していません
準備
工具 ・ドライバー(+、-、TORX)
・ラジオペンチ
・手鏡
...etc.

作業開始
start ・まずは、この状態ですね。
・ATセレクタを1にして
・灰皿&灰皿奥のパネルを外します。

灰皿裏のパネルは、参考資料がビッシリ!
これ以外にも色々と使えるはずです。

アクセサリーボックスはずし
ライターカバー ・ライターをはずす。
・ライターのカバーをはずす。

・写真のように指で手前に引き出せば、簡単にはずれます。

ライターカバー ・はずしたカバーの裏側はこんな感じです。
ネジ ・左側のネジを2本共はずします。
はずれた! ・アクセサリーボックスごと引き出せます
・ライターの電源は繋がったままですので、注意して下さい。
ヒューズボックスの取り出し
fuse box ・左右の爪(赤丸)を外して、少し前方に引き出します。
image ・図のような構造になっているます。
・前方に引きだした後、斜め上方に引きだして下さい。

図中の緑色が爪です。

image ・引き出すとこんな感じです。
・この程度しか、出てこないと思います。

右にぶら下がっているのが、アクセサリーボックスです。
その右は、私の膝です。(失礼)

配線変更
ヒューズナンバー ・灰皿奥のパネルの裏は、ヒューズ番号とその対応表になってます。

18&19 18番には、
・RH UPPER BEAMS
・(RELAY-FRONT FOG LAMPS JPN)
の記載があります。

19番には、
・LH LOW BEAMS
・(LH HEADLAMP LEVELING DEVICE)
・(RELAY-FRONT FOG LAMPS US/CDN)
の記載があります。

ハイビーム時フォグ点灯は、日本仕様
ロービーム時フォグ点灯は、北米仕様
・・・・と推測できます

22 22番には
・INSTRUMENT/PANEL LIGHT
・RH POS AND TAILLAMPS
・(RELAY-FRONT FOG LAMPS EU/OS)
の記載があります。

ポジション時フォグ点灯は、欧州仕様
・・・・と推測できます

裏側 ・ヒューズボックスの裏側はこんな感じで、配線だらけです。
・この程度しか、引き出せないと思います。
・そこで、手鏡の登場です。

各番号毎に4つの端子があります。

端子 ・手鏡を使って、端子を見てみます。
・18番の3に刺さっている、赤白線がFOGの線です。
・これを22番の4に刺し替えます。

年式によってだいぶ違うようです
テスターで配線を確認してみてください
狭い上に硬く刺さっています、ラジオペンチは必須です
19番に刺し替えれば、ロービームでの点灯になります。

写真をクリックすると拡大画像が表示されます。

その他
・復旧する前に点灯確認してみましょう
・ネジが余らないようにちゃんと復旧して下さい
・ヒューズボックスを元の状態に納めるのは、引き出すより大変です。
(私のは、白い爪が浮いたままです。)
・対応表を参考に様々な電装機器の接続が容易になります。
(私は、これを見てNAVIの配線をしました)

一部の写真は、ナベゾーさんにご提供いただきました。thanks!

年式の違いなどで、細部は異なる場合がある可能性があります。
全ての作業は、自己責任でお願いしますね。