ここは、我が愛車 '95 Volvo945GLEの紹介、そこに集う素敵な仲間たちの為のHPです。
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「FR VOLVO」不思議な車である。 どこが良いのと?聞かれて説明に困る車である。 決して早い車じゃない、良く曲がる車でもない、静かな車でもない。 こうして一般的に車を評価する際に使われる尺度で計るとほとんどがそこそこなのだ。 日本では、輸入元の政策が見事に当たって、メルセデスやBMWといった車としばしば 同格で比較されるが、残念ながら少なくとも最新のモデルを除けば、 比較対象にする事から間違っている。 私も、ひょんな事からVOLVOのオーナーになったが、初めは正直ステータス を感じていた。しかし、決してステータスを主張する車でない事に気づくの に時間はかからなかった。でも、だからと言ってこの車に失望しなかった。 何だろう?この安心感は。何だろう?この信頼感は。 何だろう、このくつろいだ気持ちは。 ドアのロックを解鍵する時の音、ドアが閉まるときのカッチリとした感じ。 豪華と言う言葉とは無縁のシンプルな内装、大きなスイッチや異常に大きな時計。 硬すぎず、やわらかすぎずに大きくしっかりとしたシート。 それら一つ一つに作り手の拘りや主張が感じられるのだ。 必ずしもすべてが良いわけではないが、少なくとも最近の車に見られるコスト を追求してこういう形になりましたと言ったパーツは一つもない。 以前何かの雑誌で「日本は車を生産しているが創ってはいない」と評していたそう だが、この車は少なくとも作り手が乗る人の為に創った車だ。 皆さんは車を買う時にいつが一番楽しく満足していますか? 私はこの車に出会うまでに、国産車に6台乗り継いできたが、いつもディラー を回ってカタログを集めて他車と比較し、納車されせいぜい1年間と言う ところだったように思う。 納車された直後がピークでそれからは飽きていく一方だった。2年も過ぎれば 次に買う車を物色しはじめその繰り返しか、どこか具合が悪くなれば治す事 ではなく、買い替える事を考えた。 ところが、VOLVOは乗れば乗るほど愛着がわき、具合が悪いところがでれば 何故だろうと考え治そうとする。 私のは、そろそろ8年選手で、それなりに経年変化による音や不具合も 出てきているが、当分この車と付き合うつもりである。 そして、 この車が思い出させせてくれた車いじりの楽しさと、このHPの管理人さん を初めとした、誠実で愉快な仲間達との交流が、私の人生の一ページとなるだろう。 |
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