〜VOLVO 945Rのアーシング〜 掲載 01/12/10

Hide号のMODIFYの全て

■アーシングの基本概念
 プラスからマイナスへ流れる電流をスムーズにする。

■電流の流れ
プラスから流れる電流は、各電機部品を経由して、ボディーアースを通ってバッテリーのマイナスへと帰ってくる。
問題は、そのボディは元々電気を流すのが目的て作られたわけではないので、大きな通電抵抗となります。
と言うことは、
バッテリー本来の力が発揮しずらくなり個々の電機部品の性能が十分に発揮できないと言うことに繋がります。
■効果
1.点火系の強化
バッテリーからディストリビュータおよび点火コイル(1次側)の間の抵抗を下げ電圧降下を減らすことで点火力を強化します。

2.オルタネータによる充電効率アップ
マイナス側もバッテリーのマイナスと接続することで、バッテリーの充電効率がアップします。

3.各種センサーの精度アップ
ボディやエンジンの様々な部分にセンサーが取りつけられて、グランドを基準に電圧信号を出すセンサーが多くあります。
ところが、クルマのグランド電位は場所によってバラついています。
ボディ各部のグランド電位を安定させることで、センサーおよび、ECU本来のポテンシャルを引き出すことができます。

4.電装品の動作の安定化ならびに強化
電流キャパシティを確保することとなり、点火系へパワーダウンを回避できます。
ECU等の電装品の動作の安定化、対ノイズ性向上による誤作動の低減することで
ヘッドランプ光量のアップ、オーディオの音質向上等のメリットがあります。



1発目のアーシング
■アーシングが、流行りだした頃、早速Hideもアーシングを実施した。

■とりあえず・・・と、
身近に有るマイナスアース用の
・銅ケーブル
・8スケサイズを使用した。

見た目に赤いコードで、高性能さを感じさせる物の・・・・大幅な変化は見られなかった。





さて・・・これじゃつまらないな・・・・赤は危険なコードの色だ!!






2発目のアーシング
やはり・・コードが悪い・・・・で、ケーブルを求めに秋葉原へ・・・・出かけた!!

■これが最初に付けたアーシングケーブル。ただの銅ケーブルなのだ・・・・・・ ■これが、第8回秋が瀬OFFで
jasminさんが提供してくれた
アーシングしたケーブル
■これが、今回Hide号に付けたケーブル
直径0.12mm×665本の多重ツイスト構造が魅力的・・・ 
■秋葉原で買いました。

■秋葉原で買いました。

OFCパワーケーブル TPC8RD/BL/CL
450円/m
オーディオテクニカ
audio-technica corporation

●最大定格電流75A 
●直流抵抗2.0mΩ/m 
●シース耐熱温度106℃
●導体:OFC直径0.12mm×665本 
●多重ツイスト構造 
●TINトップコート
●外径:6.5mm


オーディオ用のケーブルです。TPC規格で
混入している酸素などの不純物を除去した素材で、99.995%の高純度銅。ちょっと高級なオーディオケーブルによく使われています。TPCよりも明るく切れのよい音質・画質傾向です。

でも、オーディオの世界では、下位ランクのケーブルだ。
もっと数ランクも高いケーブルがあるのだ・・・。




よっしゃ。 一丁 取ろうか〜
■用意した物
・アーシング用ケーブル
・丸形圧着端子8-8
・端子カバー
■道具
・カッターナイフ
・ニッパー
・圧着ペンチ(Hideはトンカチでぶっ叩いたのだ!!)
●以下、全て自己流です。
圧着する部分の被服取るため、カッターで切れ目を入れる 被服をはぎ取る。 端子カバーを先に入れる。 圧着端子を差し込む。
線が細いため解れないように上手く入れるんだ!
本当は専用の圧着ペンチでカシメるんだけど・・・

最後は、トンカチでぶっ叩いて・・・かしめる。

端子カバーを端子部分にかぶせて終わり。
結合部をワイヤーブラシなどで汚れ、腐食などを落として締め付ける


写真は、サーモスタットケース部分


Hide号のMODIFYの全て