ブローバイガス還元用 分離タンク  
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ブローバイガス還元用の分離タンクを付けて、きちんとブローバイガス成分とオイル・水分と分離し再燃焼させない、撚調の狂いを補うようにしよう。

  ブローバイガスの還元?? って何?

・よっしゃ〜   いっちょう勉強するか・釈迦に説法の方は、間違いを指摘してね。
・ブローバイガス還元装置とは、排ガス以外の大気汚染対策の一つで、その採用はかなり古い。
・ブローバイガスとは、
 燃焼室の圧力とクランク室の気密は、ピストンリングによって保たれている。のは知ってるね。しかし、圧縮・爆発の工程ではクランク室へのガス漏れが若干発生している。この漏れたガスが、これがブローバイガスである。
・漏れたブローバイガスは、一般的に未燃焼ガスが80%・既燃ガスが20%相当が含まれている。
・そのガスが、ピストンポンピング圧力によってクランク室から大気中に放出される。
・特にHC量は、排ガス中のHCの40%に相当すると言われている。

・よって、このブローバイガスを大気中に排出させない為に、ブローバイガスをもう一度インテークマニホールドを通して燃焼室に還元し再燃焼させる。
・このシステムが「ブローバイガス還元システム」である。
・還元場所は、低回転域では直接インテークマニホールドに還元する。しかし、これでは高回転側では撚調の狂いが生じる為、エアクリーナー側に還元し、新気エアと共に燃焼室に還元する。
よっしゃ。 一丁 やろ〜ぜ〜
・矢印がブローバイガス還元用ホースである。

・Engをこの方向から見て
 Engヘッド右側、クランクケースから出たホースは、インマニ#1・#2の間を通って、ターボチャージャーとエアクリーナーのエア通路に還元されている。(高回転側)

・左上がEng側、右下がエア通路側。
・エア通路側近くにある樹脂のジョイントから直接インマニに結合されているチューブが有る。(これが低回転側の還元場所だ!)

・このチューブが、下の写真である

・ホームセンターで買ってきた4m/150円。
・使ったホース。
・ブレード入りの耐圧ホース。
・耐熱温度が60℃が、気になるが・・・
溶ける事はないだろう。


・Engクランクケース側をタンクの口側に結合し、底までホースを挿入した。
・還元側のホースは、横っ腹に開け結合。
・このタンクの仲で、一度圧力が下がり、分離する。よって、容量は大きい方が良いな〜。
・ブローバイ分離タンク。

・キッチンマジックリンを使った。

・本当は、アルミ製で作るように作図は完了していたが、手配がイマイチ進まず。とりあえずこれで・・・。

・ちょっと容量が足りない。
・インテークマニホールドに還元するホースにめくら栓をする。

・適当な栓がないので、ビスの頭を突っ込む。


タンクとホースのシール材
・さてさて、完成だ!
・ここまで約10分。

・簡単よ!


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