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ホイールアライメント

 タイヤの摩耗状態、ブッシュの偏り、サスの組付け状態で何とか均衡を保っていたアライメントが先日来の、足回り交換にて一気に露出し症状が出始めた。
 そこで、大枚を叩いて最近流行のホイールアライメントを調整してきた。
        効果は抜群だったよ

具体的な症状
・ハンドルの右取られ(町中50km/h〜位から、手放しすると右に取れら始めた)
・全体にステアリングのすわりが悪い(タイヤの接地感・グリップ感が出ない)
・高速での直進性が乏しい。(タイヤの接地感・オンザレール感が無い)



1)車をリフトアップします。
2)その後、更にアクスル軸のみをリフトアップ(左写真)し車全体を持ち上げ、車輪を宙ぶらりんにし、フリーな状態にします
3)車輪を宙ぶらりん状態で、写真のような4つ爪が付いた計測器をホイールにクランプし設置します。 4)計測器を4輪全部に装着致します。
そして、コードでモニターに接続します。
5)そうするとモニターにアライメントの状態が表示されます。
表示される情報は、
 ・各車輪毎のキャンバー、キャスター、トゥ角度
 ・前後輪のトータルトゥ角度
 ・スラスト角
6)モニターを見ながら、このステアリングロッドをADJする。

調 整 結 果
前輪 前のホイール 設定値 許容値 調整前 調整後
キャンバー角 0°18’ ±0°30’ 0°00’
キャスター角 5°00’ ±0°30’ 5°06’
トゥ角 0.2° ±0.1° 0.1° 0.2°
右  キャンバー角 0°18’ ±0°30’ 0°26’ 0°23’
キャスター角 5°00’ ±0°30’ 4°47’
トゥ角 0.2° ±0.1° 0.1° 0.2°
前輪 トータル トゥ角 0.3° ±0.1° 0.2° 0.3°
Volvo940の場合、後輪はリジットアクスルのため調整不可
後輪 後ろ 設定値 許容値 調整前 調整後
キャンバー角 −0°04’ 調整不可
トゥ角 0.1° 調整不可
キャンバー角 −0°12’ 調整不可
トゥ角 −0.1° 調整不可
後輪 トータル トゥ角 −0.1° 調整不可


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